タールは・・・
「タール」・・・・・発がん物質!
タールという物質があるわけではないです。
タールとはタバコの煙の粒子の総称で数十種類近くの発がん性物質が含まれています。
1本のたばこに含まれるタールの量はごくわずかでも、
それが長年月にわたって蓄積されていくことによって、
発がんに至るのです。
たばこ1本に含まれるタールの量は、 5〜15mg 。
1日に1箱、20本吸う人の場合は、
1年ではコップ半分位(40〜110g)の量になります。
この調子で50年間たばこを吸い続ければ、
コップ10〜20杯ものタールを飲むことになるのです。
タールを少量ずつ、毎日ウサギの耳に塗りつづけると、
やがてその部位の皮膚にがんが発生していくことが実験によって証明されています。
超低タールタバコでも意味が無い
低タールや超低タールのたばこの喫煙者が
肺がんで死亡するリスクは、普通のたばこの喫煙者とほとんど変わらないことが
約22万人を対象とした 米がん協会などの調査で分かった。
タール含有量の少ないたばこに切り替えても、
吸う本数が増えたり、煙を吸い込む量が多くなるためだという。
同様の研究成果はこれまでもあったが、
長期・大規模な疫学調査の結果は初めて。
論文は10日付の
英医学誌ブリティッシュ・メディカル・ジャーナルに発表される。
(時事通信)
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