Light(ライト)” “MILD(マイルド)”ということばに、
勘違いしてませんか?
この”ライト””マイルド”というのは
口当たりの事なのです
タバコの箱に、“ライト”や“マイルド”と、書いているのは日本だけです。
外国では、そんな表示はできません。
軽いタバコのパッケージに書かれている、
有害成分の含有量は少ないですね。
“タール 1mg・ニコチン0.1mg”・・・箱に書いてありますね。
確かに、一定の条件での標準測定では、少ない値になります。
これは機械で計測したもので
実際にタバコを吸うと、タバコの箱に書かれている数字の
2〜8倍のニコチンやタールが生じます。
なぜでしょう?
標準測定とは・・・?
標準喫煙装置で、1分間に2秒 間 ・1回 35ccを
タバコを3cm残して吸った時 のニコチンやタールの量です。
タバコを吸っている人は、1分間に2秒しか吸わないことはありません
およそ1分間に20秒間・50〜60ccくらい吸いこんでいます。
その上、軽いタバコのフィルターには、空気穴があいていて、
機械で吸入する時は、空気が入って、タバコの煙が薄められます。
薄められた煙が測定されているのです。
実際にタバコを吸うと、その穴は、唇でふさがれてそんなに空気が混ざりません。
軽いタバコに代えたり、1日に吸うタバコの本数・
そして、1本のタバコをどこまで吸うかには、気をつけていても、
タバコの吸い込み方まで、気にしている人はいませんね!
でも、そこが落とし穴!
軽いタバコは薄いような気がして
血管が切れそうになるぐらい
一生懸命吸い込んではいませんか?
軽いタバコは、強いタバコより健康にいいということは、決してありません。
軽いタバコも強いタバコも
一酸化炭素や他の有害ガスの量は、変わりません。
人は、軽いタバコを吸うと、無意識のうちに、
いつもより深く吸ったり、頻回に吸ったりしているのです。
その結果、軽いタバコのはずが、
より多くの有害成分を吸いこんでしまっているのです。
軽いタバコに替えて、タバコの本数が増えた人も多いですね。
あなたは、ご存知でしたか?
数字のマジックに、だまされていませんでしか?
軽いタバコに替えたからといって
健康被害が少なくなるわけではありません。
だまされないように
気を付けてください!
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