「ニコチン」・・・・・猛毒!




たばこをやめられない原因は、たばこに含まれる「ニコチン」にあります。


ニコチンは中毒性の薬物で、何本か吸ううちに吸わずにはいられない体になります。



たばこが習慣になると、ニコチン血中濃度によって気分が左右されるようになります。


 たばこを吸うと3〜4秒でニコチン濃度が上がって落ち着きますが、
ニコチンは体内でどんどん分解されて排泄され、ニコチン濃度がすぐに下がってきます。


血中ニコチン濃度が低下するとイライラして、
ニコチンの血中濃度を上げるため次のたばこに手を出さずにはいられなくなります。
これがニコチン依存症です。




ニコチンが切れると


 ニコチンが切れたときに感じる
イライラ、苦痛、不安、ふるえ、眠気、あくび、だるさなどの
つらい症状を離脱症状といいます。


いずれの症状も7〜10日間程度で治まります。


喫煙によって体内に吸い込まれるニコチンの量は
たばこ1本でもせいぜい 1〜3mg くらいですが、
ニコチンの経口致死量は体重 1kg あたり約 1mg といわれ、
二コチンは血管を収縮させて、血液の流れを悪くし動脈硬化を促進させることから、
心筋梗塞や狭心症などの虚血性心疾患にかかりやすくなります。



身体の小さな乳幼児だとたばこ 1本の誤飲事故が命とりになる可能性があります。



特に飲んだあとのジュースの缶やなどにタバコを突っ込んで
灰皿代わりにした状態の場合、
タバコ自身が水に溶けているので
そのままタバコを食べた場合より何倍も吸収率が良く即、
死にいたる可能性が大きいです。




またマリファナよりもニコチンの方が依存度が高いという報告もあります。
それほど恐ろしい物質なのです。



ニコチン


ニコチンは脳に快い刺激を与える。

1本のたばこによるニコチンが、
血液中に存在できる時間は約40分である。

このため、40分に1回はニコチンを
脳に送ろうとして習慣化する。(人間の到死量 … 40mg )


体への影響

自立神経を刺激し、血管を収縮させる。(人間が興奮した状態を作る)
→血圧が高くなる→心臓から送り出す血液の量が減少する
→補うために心拍数が増加する→心臓病


自立神経系への作用を介して脂肪代謝に影響を及ぼし、動脈壁への
コレステロール沈着を促し、動脈硬化を引き起こす。

血小板凝集作用があり、体内で血液が凝固しやすく心筋梗塞を引き起こす。

脳の動脈硬化を引き起こし、老人呆けを促進する。





ニコチン
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