「いつから禁煙を始めるか」を決めること。

誕生日や記念日、正月や月始めなど、覚えやすい区切りの良い日にすると良いようです。


「明日がちょうど誕生日だから禁煙を始める」という方
ちょっと待ってください


禁煙にはある程度の準備期間が必要です

個人差がありますが最低1週間くらいはあった方が良いように思います。

準備期間には何をするか、自分の喫煙行動をチェックしてみたり、
タバコの銘柄を変えたり、いつもと違う喫煙環境づくりをしたりします。

(禁煙カレンダーを参考にして下さい)

「徐々に減らして・・・」とお考えのあなた


節煙よりきっぱりと「断煙」するほうが禁煙への近道だと言われています。

本当の意味での節煙は禁煙より難しいかも知れません。



「なぜ禁煙するのか」をはっきりさせること

あなたにとって最も大きな禁煙の理由を必ず紙に書き出して下さい。

可能なら、いつでも自分の目につくところに貼っておくと良いでしょう。


「病気のため」とか「健康のため」という大きな理由でなく、
自分にとってなぜ必要なのかということを主治医にしっかりと説明を受けて、
具体的に文章化してみましょう。

例えば「肺がん予防のため」など

理由と一緒にその時の気持ちを記入するのも良いです
くじけそうになって振り返った時に、禁煙決意時の気持ちがよみがえります。



「人に禁煙を宣言して応援をしてもらう」こと

人によっては「禁煙を宣言すること」が非常に大きなプレッシャーとなる場合があります。

また、応援されるより「自分だけで頑張ること」を望む方もいると思います。

でも一度、「人に宣言して応援してもらう」ことを経験してみましょう。
いつもの自分から抜け出す事ができたら半分は禁煙に成功したようなものです。

外国では「人から応援してもらう」方が明らかに
禁煙に成功しやすいという研究結果があります。



「自分がタバコを吸う時の”くせ”」を知ること

タバコの吸い方は人によって様々です

コーヒーを飲んだ後必ず吸うとか、会議中は吸いたくなるとか、
自分がどんな時にタバコを吸っていて、
そしてどんな時に吸うタバコを最もおいしいと思っているのか、
というような喫煙行動を分析してみます。


方法としてはメモや手帳に上記のような情報を書きとめていくことで、
自己の喫煙行動を振り返り、禁煙のための計画をたてるときに、
とても参考になります。



「ニコチン離脱症状について事前に学習」すること

ニコチン離脱症状の出現の仕方には、個人差があります。


本数の多い人ほど、朝起きてすぐタバコを吸っている人ほど
離脱症状が強く出る可能性が高いと言われています。



「タバコを吸いたくなったらどうするか」を決めること

タバコを吸いたいときの対処方法は人によって違います。

タバコの何が好きかによってそれをタバコ以外で満たすような方法をいろいろと試してみて
自力で見つけ出して下さい

冷たい水や熱いお茶を飲むこと、清涼菓子を食べること、
行動を変えることなどいろいろありますが、
自分にとってのタバコの代わりを見つけ出すことが禁煙成功への鍵です。



「絶対に、禁煙することをあきらめない」こと

禁煙は一度決意したら必ず成功するものではありません。

人間誰しも失敗することはありますし、
多くの喫煙者は3-4回程度の失敗を経験して禁煙を成功させているようです。

失敗はただの失敗ではありません。

次に成功するために必要であった「有用な練習」なのです。

練習なら何度でもできます

あきらめないで続けて下さい




禁煙の秘訣
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