周囲の人の健康にもタバコの害は及ぶ

室内の空気を汚染するタバコの煙は、主流煙と副流煙とが混ざり、環境タバコ煙と呼びます。

たばこを吸わない人も同じ空間にいれば環境タバコ煙を吸います。
これを受動喫煙(間接喫煙)といいます。


一例ですが、親が喫煙者の場合子供が喘息になる率は高くなります。



副流煙と主流煙との有害物質の比較


フィルター付きタバコ1本の発生量 単位mg      厚生省「喫煙と健康」より


 たばこの煙に含まれる有害物質
物質名
性質
主流煙に対する副流煙の含有量
ニコチン
有害物質
2.8倍
タール
発がん物質
3.4倍
ナフチルアミン
膀胱発がん物質
39.0倍
カドミウム
発がん物質・肺気腫
3.6倍
ベンツピレン
発がん物質
3.9倍
一酸化炭素
有害物質
4.7倍
アンモニア
有害物質
40〜120倍
ニ卜ロソアミン
強力な発がん物質
52.0倍
カドミウム
前立腺がん・白血病・肺がんと相関
3.6倍
ちつ素酸化物(NOX)
毒性
3.6倍


主な有害物質の、副流煙と主流煙の比較
(副流煙の方が数倍多く含まれている。)





夫の喫煙量別に見た非喫煙の妻の肺癌発生リスク






喫煙者が直接吸い込む「主流煙」に対して、
火のついた部分から立ち上る紫煙を「副流煙」と呼びます。

煙に含まれる200種以上の有害物質(ニコチン、タール、一酸化炭素など)の含有量は、
主流煙より副流煙の方が多いことが分かっています。

また、主流煙は酸性ですが、副流煙はアルカリ性で、目や鼻の粘膜をより刺激します。



あなたの隣にいる人のタバコが目にしみたら
命を削られていると思ってもいいようです





 

副流煙
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